2009 年 5 月 31 日 – 9:27 PM
さすがのnicola、こちらは雑誌に勢いがあるだけに、表紙からして引きが強いです。立石晴香と川口春菜、第11回のグランプリペアが、見事にバランスよく成長してきました。とくに川口春菜(ポカリスエットCMにも出演中)は美少女感もアップしており、nicolaの核となれると思う。立石晴香は親しみやすさもあって、この二人のバランスは面白い。去年の感想では「どちらも王道ではないかな」とか書いていますが、撤回だなー。
パラパラとめくっていくと、西内まりやも目に止まる可愛さがある。背の高さがアドバンテージを持っている感じ。でも、他に目に止まる写真を拾っていくと、ほとんどに「ハルル」(=川口春菜)と書いてあるという…。やばい、これは来ている。一年でここまで来るとは思わなかったよ。
センターの水着特集は、立石晴香、川口春菜、城戸愛莉、中山絵梨奈。ここだと、立石晴香が結構良いのです。元気な親しみやすさが、水着に映えている。逆に川口春菜はちょっと目が弱くなっちゃうかなー。外に弱いタイプなのかも知れない。もちろん、これはかわいい、というカットもあるんだけどね。
後半ではなぜかフリクションポイント(消えるボールペン)の記事で強力モデル(西内まりや、立石晴香)がアップになっていたり、モデル紹介のページに男子モデルの紹介まで入っていて「直接的になったなー」と思ったり、ちょこちょこ見所はありますが、まあそれほどもなく終了。
nicolaは立石晴香と川口春菜の2トップが面白いなー。伊藤夏帆とか、ニコプチ上がりのモデルの居場所すらないって言うくらいに強力な2トップになっている。川口春菜はこの号の表紙だけ見ると、新垣結衣の幻影を追っているみたいな感じもするけど、雑誌の各所で見せるビジュアルや雰囲気にはまた違った、よりエキゾチックな美少女感がある。立石晴香はビジュアルの方向性も違うし、親しみやすさという意味でnicolaモデルの重要な要素を持っている。この二人はかなり注目度を上げて良いと思う。
2009 年 5 月 31 日 – 9:08 PM
水着掲載号の少女ファッション誌定点観測、今年も実施してみましたが、今年はラブベリーはとりあえずパス。このピチレモンも買ってみましたが、手に取ったときの薄さ、軽さにちょっと驚きました。雑誌としての勢いが、なくなっているのかも知れない。
前半の特集記事のP12を見たら、3人とも結構可愛くて、星野悠月の大人っぽさに魅力を感じたりもする。この特集では割と可愛いんだけど、次の着回し特集での写真を見ると、「あれ?」と思うカットもあったりして。
センターは水着と浴衣の特集。といっても、ビキニトップのカットはあまり多くはない。全体的に質は高いんだけど、スターシステムが取れないからか、個人に対しての印象が残りにくいんだよな。あと、写真が安定しない感じもある。反田有沙に可愛いカットがあるんだけど、全体を通しての安定感までは無いし。
後半は制服アレンジ記事くらいかなー。P101の黒田瑞貴がはっきりした可愛さがあって良いかも。ということで、まあ可愛いんだけど、写真の安定感のなさ+満遍ない掲載(言い換えると推しの不在)から、飛び抜けて印象に残るモデルがいないという、去年と同じ感想になってしまいます。来年定点観測やるにしても、もう落として良いかな…。
2009 年 5 月 31 日 – 11:30 AM
…、もちろん、この表題は釣りで、この手の「なぜブレイクしたか」はすべて後付けの論評だし、こういう表題の付いているエントリは読んで得られるところは何もないです。「○○はなぜヒットしたか」とかを後付けで論評するのは非常に簡単で、でもその論評を元に次のヒットは出てこないわけで。「理詰めのヒット無し」「分析からヒットは生まれない」とは思います。
ああ、ヒット/ブレイクに共通している要素はありますよ。特にアイドル近辺では当てはまるのですが、「新鮮味があったから」。あんまり、既存のものをブラッシュアップしたタイプの人が大ヒットした、というのは見たこと無い感じ(強いて挙げるなら、Whiteberryに対するZONEくらい)。じゃあ、その「新鮮味がある」ってなるためにはどういう状態なのか、というといきなり難しくなるわけですが。
でも、ファンサイト(ブログ)がこういう内容で文章を書くことって、多いですね。多分、この手の内容って、「一見客観的に見える文面で、自分の好みを披露できる」という部分にあるのかな、と。ファンの主観的な文章はファン以外はあまり読みたがらない訳ですが、分析が入(っているように見え)るとつい読んでしまう効果が…。…。これって、うちのページがやってきた手法を分析しているのに等しいわけですが。
で、Perfumeですが(結局書くのかよ)、潮目が変わった(風が吹いた)のは木村カエラのプッシュからだとは思う。考えてみると、木村カエラ自身も、SEVENTEENモデルとしても、saku saku MCとしても注目度は低かったけど、「Level 42」(CD)の発売で潮目が変わったとも言える。彼女は状況を変える力を、持っているのかも知れない。
あと、Perfumeは中田ヤスタカプロデュースでぶれなかったのがえらいと思う。デビュー以降何枚かあの路線続けて、序盤の受け容れられ方だったら、普通事務所あきらめるもん。私はBEE-HIVEと、Girl’s BOXのイベントでブレイク前のPerfumeを2回見たのですが、正直これって受け容れられるのかなー、とは思ったもんな。結果的にはこういう状況になったわけで、信念の勝利、新鮮味の勝利、だなー、と。