Tシャツ短パンに加え、足元も涼しくしたい、と前日にサンダルを買って履いてみたが、靴ずれがひどいやつで、ホテル〜新宿駅まで歩いただけで足が痛くなった。新宿から大宮まで埼京線、東北線を乗り継ぎ、大宮から新潟行きの新幹線に乗ったが、その車内で靴に戻す。ムダな荷物をしょって旅行することになってしまった。
新潟着後、ぽんしゅ館で日本酒を試飲。今回は越後杜氏、真稜、北雪、きりんざん、地上の星。真稜、北雪、地上の星の印象が良かった。で、北雪と地上の星を実家に発送。
そこから信越線、磐越西線を乗り継いで会津若松まで。この磐越西線に乗ってみるのが今回の旅行の目的の一つ。川沿いを走り続ける路線は、以前陸羽西線に乗って印象が良かったので、こちらも乗ってみたくなった。ずっと川を見ながら走るのは気持ちが良い。
客もそれほど多くなく、のんびり走って気持ちいいなと思っていたが、途中荻野辺り(記憶おぼろげ)で「セントラルスポーツ」というロゴの入った服を着た、水泳合宿風の学生たちがたくさん乗ってきて、そこからは車内環境が悪化した。景色が見たくても、ゲームやるためにカーテン閉めてしまう連中だからなー。まあ、仕方がないんだけど。
会津若松で降りて、周回バスの一日乗車券を買って、そこから市内を少し観光。まずは飯盛山へ。白虎隊最後の地、として有名で、そこも見たけど、お目当てはさざえ堂。歴史建築探訪みたいな日経BPのムックで見て面白そうだったので、上りと下りの二重らせんが頂上でのみ交わる構造は、確かに面白かった。数分で見終わっちゃうけど、400円の価値はあり。
その後は鶴ヶ城に行って、上まで登った。会津の街が一望できて良かったが、あまり時間もなかったので展示はほぼスルー。まあ、会津の明治前後は歴史の徒花、という感じではあるので(怒られそう)、思い入れがあったら別だが、ざっと見こんなもんか、という感じではあった。
2時間くらい観光した後、郡山行きに乗って移動、そのまま東北本線で福島まで。福島駅前の観光物産館で大七と奥の松という日本酒を実家に発送。復興支援か何かで、7000円分の商品券を5000円で販売するキャンペーンをやっていたので、それを買ってすぐに使うという謎のシステムに乗っかった。送料合わせて7000円より少し足が出たが、それが5000円ちょいで支払えたのでお得ではある。その分税金補填があるので、全体として良いのかはよく分からないけど。
翌日が盛岡起点の予定だったので、盛岡まで行くことも考えたが、福島から盛岡は一本の新幹線で行けず、自由席に乗りたくても仙台盛岡間ははやぶさばかりで自由席もなく…、と色々考えると面倒になり、仙台のホテルが一室空いていたこともあって、それを予約して仙台に移動した。東北新幹線の、指定のみの区間設定(＋立席自由券の発行)はどうも分かりにくいが、東海道みたいに自由席ありで走らせるのは出来ないのかな。
仙台に着いたら、ラブライバーがたくさんいた。どうも仙台サンプラザでコンサートだったらしい。一旦ホテルに荷物を置いて、少し散歩後、東京行き最終がなくなった後くらいに駅に戻ったら、各牛タンの店も空いていたので、伊達の牛タンに入り味噌味の牛タン1.5人前のセットとビール。ご飯がすすむ味で、おかわり自由だったのでつい2杯目を頼んでしまった。
そこからホテルに戻り一泊。九州大学のバレーボール部が宿泊していたが、一人金髪の学生がロビーのソファーを独占しており、これってヤンマガ連載のマンガの単行本の表紙？くらいの迫力を出していたので面白かった。別に騒いでいた感じも無かったので、批判ではない。