ヤングアニマル 2009 No.16

桃瀬美咲が巻頭7P(松村昭人)。うーん、可愛いんだけど、寺田有希のような押しの弱さというか、特徴の弱さを感じなくもない。もう少し、顔に癖があると面白いんだけど、あっさりしすぎている感じがするよな。普通に可愛いけど、もう一段上に行けるかというと、ちょっと微妙。(80点)

高田里穂が巻末7P(佐藤俊作)。和風美人で、少女モデルとしてもレベルが高いけど、何で今グラビア展開なのか、とちょっと疑問に思う部分もある。いや、望ましい展開ではあるんだけどね。P1、P5の様にしっとりしすぎてしまうより、P2のような(蒼井優のような)キュート感を出していった方が、年齢相応で可愛さが出ます。(90点)

あと、ミスヤングアニマルが大島麻衣に決定。選出根拠は分からないけど、空気読み度はそれなりに毎年高いミスヤングアニマルなので、これはこれで良いのでは。

週刊プレイボーイ 2009 No.34+35

杉本有美が表紙と巻頭8P(渡辺達生)。しかし、恐ろしく太って見える写真ばかりなのですが…。シャープ感低下が続いていたとは言え、ここまでになってしまったのでしょうか。まあ、体型的には次の川村ゆきえと変わらないかも、とは言えるのですが、さすがに元を知っているだけに辛いよなー。(70点)

続いて川村ゆきえ5P(小塚毅之)、森はるか4P(矢西誠二)と続いています。その次にAKB48の水着写真集告知が3P。これはメンバー的にベスト(というか総選挙の上から選んでいるのか)なので、買う価値はありそう。1000円のムック価格ですしね。AKB48の現在の勢いを感じる値付け。センターにスザンヌ7P(宮澤正明)。

巻末に勢いを感じるAKB48から、柏木由紀5P(長野博文)。衣装は直球の水着が多いんだけど、長野博文の撮りがそこをソフトにしていて、面白いグラビアではある。表情の捉え方は微妙な感じはするが。

続いて宮澤佐江が3P(唐木貴央)。ボーイッシュでいいやねー。希良梨(古いよ)を思い出させる感じ。ちょっとスレンダーすぎる感はあるけど、気になりますね。写真集が買いたいかも知れない。あと、モノクロページに福田沙紀とか、第12回の国民的美少女とか。

「未来を予想している」ような幻想

まあ、よくある内容ですが。Perfumeのおわりのはじまりが始まる。こういう「○○終わったな」的な内容って、未来を予想している気分になって、書きたくなるのは分かるのですが…。

こういうのを書くときに気をつけないといけないのは、「○○終わったな」っていうのをショービジネスのネタで言うのは、実は予想でもなんでもないんですよね。まさかPerfumeが全員30歳越えて続いている可能性は非常に低いわけだし、だいたいショービジネスは当然いつか終わるわけですよ。書いた本人は、これ書いて、Perfumeが低落傾向に入ったら「ほら見ろ」みたいな気分になるのかも知れませんが、そんな簡単なこと、誇って言われてもね、と思っちゃうわけで。

「○○終わったな」と思ったら、黙ってそのコミュニティから離れていくのが大人の作法ですよね。まあ辛うじて自分のブログなりにさらっと一回書いて、そのまま触れないのが限界だろう。わざわざ他のところに寄稿とか、もう恥ずかしくて見てられない、と思ったりもする。

あと、「アーティスト」「アイドル」のような各人で定義がバラバラな言葉を主題にしているのも恥ずかしい。未定義語での議論は不毛だ、ってこのネット時代10年で学ばなかったの?と思う。まあ、どういう立ち位置にいる人なのか知らないまま書いていますが、なんかねえ、2009年にする話ではないよな。

逆に「○○始まったな」を予想するのは非常に難しい。でも、「○○始まったな」という内容の方が、「え、そうなの?」と興味を湧かせるという点で、世界の役に立ちます。やっぱり、ポジティブな言明の方が、ネガティブな言明より世界を変える気がする。ということで、そういう内容を書いていきたい、と思うのですが、なかなかねえ。上手く行かないですねえ(このテーマを書いている段階で敗北)。