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akarik日記メモ


2006-09-03 [長年日記]

[落書] 病的痩身モデル

今朝起きて産経(リアル新聞の方)読んだら目に入った、病的痩身モデルはやす少女誌の罪という記事。モデルの公称が「168センチ、43キロ」という部分(43キロって公称だっけ?)と、「親会社は日本を代表する教育出版社(=小学館)」という所から、これがSEVENTEEN(集英社)の鈴木えみだと同定できます。

で、内容は、前半は「少女の痩せすぎは良くない」という納得性の高い内容ですが、最後の方に、痩せすぎのトップモデルがいると影響されるから、ティーン雑誌は痩せすぎモデルの採用を自粛し、もっと太ったモデルを出せ、というすごい着地点を見せる。え、なんでそっちに行くの…。

少なくとも、SEVENTEENのトップモデルというのは、(きっかけ部分にはプッシュがあったとしても)雑誌のごり押しとかでは成立しなくて、読者人気が重要な役割を果たしているし、SEVENTEENにおける鈴木えみっていうのは読者人気によって押し上げられた典型例だと思う。つまり、影響の作用の方向が逆なわけで。

鶏と卵じゃないけど、痩せる願望があるから痩せたトップモデルがいるのか、痩せたトップモデルがいるから痩せる願望が出来ているのか、というと前者じゃないのかな。人気のある人という意味では一時期の深田恭子とか…、なので、鈴木えみがいなければOKという話でもないしね。

ということで、痩せすぎ危険の啓蒙を続けていくしかないだろうし、そこを雑誌に押しつけるように見えるこの主張には、ちょっと厳しいものを感じた。

[レビュー] 白鳥百合子(ビッグコミックスピリッツ 2006 No.39/西田幸樹/8P)

「生まれてはじめてのグラビア撮影」とありますが、週刊アスキーに掲載経験はあるようです。P1だけ見ると水川あさみっぽいけど、他はそうでもないか。一回のグラビアでは判断しづらいですが、キャラは持っていて、スタイルのポテンシャルも高く、表情のバリエーションもある。若干P5の表情が悪かったり、笑顔系の表情に決めがなかったりするのが気になりますが、ほぼ初回ということでまだまだ伸び代もあるでしょう。ということで、注目に値する人だと思います。(85点)

[雑記] 週刊ヤングマガジン 2006 No.39

中川翔子が表紙と巻頭7P(管野秀夫)。7Pといっても、最後の2PはCDデビュー関連記事なので、グラビアは実質5P。コスプレなしのスタンダードなグラビア、これもたまには良いと思う。かといって、目に止まるような新鮮さもないかも。父親(中川勝彦)のラストアルバムのジャケ写を撮った撮影者ということらしく、その写真をイメージさせるカットが最終ページにあって、それが重要といえば重要。

安藤沙耶香が巻末5P(井ノ元浩二)。こちらもまあいつも通り。最終2カットの肌の色が小麦っぽい(そこまで濃くはないけど)で、健康的な感じになっており、良い仕上がり。でも、最終カットの表情は失敗かも。笑顔を狙っているのに、十分コントロールできていない、そんな感じ。

[レビュー] 佐津川愛美(週刊少年マガジン 2006 No.39/根本好伸/5P)

少年マガジン巻頭なので抜擢ではあります。でも、時期的にデビュー以降大分経っているので、今頃新人紹介みたいに書かれてもな、とは思う。全体にビジュアルの癖が出ており、かわいいんだけど見る人を選ぶかな。特にP3左上が、おばさんになったときの不安を誘うようなビジュアルです。ライバル多い中、このグラビアで抜き出た印象を与えるには、ちょっと足りていない。(70点)

[レビュー] 佐々木希(週刊ヤングジャンプ 2006 No.40/Takeo Dec./5P)

この号は巻頭、巻末でギャルコン2006と題したコンテストが行われています。その昨年分のグランプリに輝いた佐々木希。その後、PINKY(女性誌)のグランプリも取ったらしい。まあ、彼女のポテンシャルの高さからすれば当然とも言える。昨年のグラビアで受けた衝撃はすごかったし、このグラビアもレベル高い。人形ギャル系の良質な要素を抽出したような、そんなビジュアルなんですよね。制服、水着、私服と外れ無し。ってちょっとほめすぎましたが、かわいいギャル系というのは私のツボなので…。(90点)

[雑記] 週刊ヤングジャンプ 2006 No.40

今年のギャルコン2006が巻頭、巻末合わせて13P。でも、昨年ほどの強い引きのある人がいないような気も…。全体にレベルは高いんだけど、その高さで平均になっており、強い輝きが埋もれてしまっている。まあ、ピックアップすると、阿部有希恵(008)、葛迫澪(022)、古川今日子(037)くらいかなあ。正直、今年はよく分からない。この3人に最終がいなくても、怒らないでね。

あと、昨年のギャルコンの準グランプリの二人、佐藤あおいと山本幸も1P。山本幸はちょっと一般人に染まりすぎてしまって、普通になっちゃったな。佐藤あおいは可愛さ倍増。もっとメジャー活動希望。 他では、北村ひとみが「おくさまは女子高生」のコスプレをしていますが、これは触れない方が良いでしょう。よくこばやしひよこ(作者)が企画にOKだしたな、という感じ。

[レビュー] ますきあこ(週刊ヤングサンデー 2006 No.40/斉木弘吉/表紙+8P)

安藤沙耶香とか矢吹春奈とはまた違った方向で、ビジュアルに怖さを感じることの多いますきあこ。整いすぎた男顔美形は、怖さを産むという感じになっています。このグラビアでも整い方は半端じゃなくて、P5やP8にはケチつけるところもなく。でも、それが完璧な魅力に繋がっているか、というとそうでもないのが難しいところです。ある意味伊東美咲に似た感じなので、グラビアアイドル路線とは違った方向から進めたら、良かったのかも知れない。(75点)

[レビュー] 木口亜矢(週刊ヤングサンデー 2006 No.40/小塚毅之/5P)

彼女も人形ギャル系とはいえる。ということで、気にはなっていますが、ちょっと今回のグラビアは出来が悪い。全体にビジュアル、というか表情が作為的になりすぎている印象。P1やP5の表情などで、そこが顕著に感じられます。横乳露出など、これまで見られなかったきわどい路線に踏み込んでも、肝心の表情が落ちるとちょっと厳しい。(75点)

[雑記] 週刊ヤングサンデー 2006 No.40

巻末のYS乙女学院、この号は堀井沙織。他、小松彩夏のファンクラブイベント?記事が2P。

[レビュー] 赤井沙希(ヤングガンガン 2006 No.18/篠原潔/6P)

2004年頃に一回グラビア展開をしたこの赤井紗希(赤井英和の前妻の娘)、また最近旭化成キャンペーンガールへ選ばれたのを期に、グラビア展開を再開したようです。以前も撮り方失敗するとニューハーフっぽくなっていたので、今回もその辺を感じなくはない。でも、以前よりビジュアルが洗練された感じですね。その分、スタイルの魅力の高さをスポイルすることがなくなり、興味を惹かれる雰囲気になっている。P4が気に入りました。(80点)(参考:LIP Hip Shake―赤井沙希写真集)

[雑記] ヤングガンガン 2006 No.18

鈴木茜が表紙と巻頭8P(篠原潔)。なんかビジュアルの撮られ方が悪いなー。表情付けのコンセプトで、違ったことをしようという意図は感じますが、その結果が大失敗といったところ。なんか不細工になってしまっています。

巻末にYGグラビア登New門(会田定広)、今回は山本玲菜、梅本静香、南結衣、松岡そのか。梅本静香ってこんな感じだったかな?と思うような、見た目の変化を感じます。山本玲菜がスレンダーでちょっと気になる。

[レビュー] 浅見れいな(週刊プレイボーイ 2006 No.37/宮澤正明/5P)

最終ページの表情が、惚けているみたいで「何これ?」と思わせる。他の笑顔とかは良くて、P4までは良い感じに見えていたのに、最終ページでこれを見せられると印象が悪くなるよな。ということで、最終ページを除けば80点くらいだけど、最終ページのせいで点は下がる。(70点)

[レビュー] 浜田翔子(週刊プレイボーイ 2006 No.37/塔下智士/6P)

巻頭の小倉優子と同じ塔下智士撮影なので、バーター感が強くなってしまっています。きわどい路線に踏み込んだ浜田翔子も、そうすることによる果実は得られていないようにしか見えない。もともときわどい路線との親和性の低いビジュアルなので、やはり効果は薄かった、そう見るべきだろう。P4の股開きも浮いてしまっているし、ちょっとかわいそう。(70点)

[レビュー] 秦みずほ(週刊プレイボーイ 2006 No.37/下川純一郎/5P)

秦みずほは撮られ方によって一気に厳しくなる部分がある。このグラビアだとP2、P3の表情辺りがそう感じさせます。でも、見方によってはP2は菊池桃子みたい、と言えなくもない(ほんとか?)。スレンダーなスタイル、特徴のあるビジュアルなど、気になるところは多数あるだけに、良い見せ方で羽ばたいて欲しいんだけどな。ちょっとDVD見てから、入れこみ度が上がってしまった気がする、私。(80点)(参考:秦みずほ 檸檬‐レモン‐)

[雑記] 週刊プレイボーイ 2006 No.37

小倉優子が表紙と巻頭7P(塔下智士)。いつもの週プレ塔下智士×小倉優子。若干表情に影を感じるけど、気のせいである可能性も高い。小倉優子の撮られ方のブレより、見る側(私)の意識の振れ幅の方が大きいんじゃないか、と思ってくる。

工藤里紗がセンター6P(橋本雅司)。項目立てようかと思ったけど、どうしても言葉が出てこないのでその他に。なんか、緩んじゃいましたよね。以前のシャープさがなくなっているように見える。他はともかく、P4をみて正直ちょっとがっかり。

矢吹春奈が巻末3P(下川純一郎)、P2、P3のような決め表情になると杉本彩のような臭いを感じさせてしまいますが、P1のような軽めの笑顔だと良いと思う。やっぱり、方向性を決め打ちしすぎて撮ってしまうのが問題なのでは。

その他、巻頭のカラーページで夏ドラマの女優、香椎由宇(2P)、松本莉緒、福田沙紀、東原亜希が1Pずつ。バレーボール関連で木村沙織と浅尾美和が1Pずつ。巻末のマッサージ記事で工藤美紀。最終ページにスキージャンプの嘉部恵梨菜。

[雑記] 週刊ファミ通 2006 9/15

田中麗奈が4P(鍛代修)。かなりリファインされているというか、修正っぽいというか、そんな感じのする写真が並んでいますが、整った良い写真が並んでいます。この人も広末涼子と同様に、ビジュアルの印象を大きく変えないまま、年を重ねていますね。その辺に凄さを感じさせる仕上がりです。

[雑記] SPA! 2006 9.5

グラビアン魂枠は青木りん。触れない、触れたくない。今週の顔に伊藤歩、表紙は磯山さやか。

[雑記] 週刊アスキー 2006 9.12

表紙はさくら。2Pグラビアは鈴木あきえ。特に注目するような内容もなく。

[落書] 買ってあるもの

memew、全体に写真が安定しています。中村知世のショートパンツ姿がかわいい。あと、原幹恵、愛衣、三井麻由、奈津子・亜希子、志田未来など。深井れなという初見の人がいますが、ちょっと猿顔っぽい。かわいくないわけではないんだけど。

Creamも買いました。木嶋のりこは視線に独特の哀愁がある。あとは、鮎川穂乃果の大プッシュシリーズなど。

「キミト、ドコカヘ」、ローカル線鉄道とアイドルのコラボレーション(?)写真集。貫地谷しほり×小湊鐵道、藤井美菜×上信電鉄、小林涼子×JR飯田線という内容。ローカル線がないと成立しない写真集でもないのですが、ローカル線独特の風景がアクセントにはなっている。写真の質は高いし、写真がコンセプト負けしているわけでもないので、おすすめできる。藤井美菜目当てで購入。(購入:キミト、ドコカへ。Vol.1 小湊鉄道×貫地谷しほり/上信電鉄×藤井美奈/JR飯田線×小林涼子)

[落書] その他

今週は前半どたばたしていたので、またも週末まとめてレビューになってしまいました。でも、これだと読む側としてはあまり面白くないだろうな、と今さらながらに思った。タイムリーに少しずつ書いていきたいんだけど、どうも上手くいきませんね。

[レス] レスなど

とっさのタワゴトさん(8/27): そうだったのか、私がメガネ属性ないから、ではないのか。で、普段からメガネをつけていると、少なくとも自分の顔に似合うメガネ、似合わないメガネの一次選別が出来ているので、変なメガネは現場で落ちるのかも知れません。

かけもちさん(8/27): 実は今月のアップトゥボーイで一番引きが強かったのは、鈴木愛理だったんですが…。モノクロページは普段は読み飛ばす(カラーグラビア原理主義)私ですが、言われてみてみたら、小阪由佳はかわいい。クシャ笑顔連発が良い感じです。高橋みなみは確かに貫禄がある。大島優子も貫禄がある。でもまあ、一番貫禄があるのは成海璃子ですが。

coccooさん(8/27): そうそう、表紙見たら「ここまで回復したのかー」と思いました>小川麻琴。まあ、ストレスがなくなったからかも知れませんが。で、堀北真希の書道の格好良さは同感。あのでかい筆であそこまで書けるのはすごい。しかし、「少女が大人になる前に持つ強さと正義感」なんて、発揮する機会、ないよなー。

乙木一史さん(9/1): いつも拝見させていただいております。分析力のない私なので、データ提供のつもりで書かせていただきました。最近貼られている写真を見て、リア・ディゾンのグラビアがすごく楽しみになってきている私です。

かけもちさん(9/3): なんか、変な意図を感じますよね。なんであの論点から、「鈴木えみ排斥」みたいな流れになるのか、よく分かりません。で、ホークスは「アドバンテージ導入になった年は2/3位転落」になるかも、という展開で、ちょっとかわいそうですね。といいつつ、今年は日本ハムを応援したい、私がいますが…。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]
かけもち (2006-09-03 21:31)

たまには真面目なことを書いて、アピールしておこう(^^;)。メディアが時代の鑑としての役割を果たすこともあるので、雑誌やそこにでているモデルさんを批判するのはわからんことではありませんけど、この記事からは何か意図的なものを感じました。雑誌モデルを平安貴族のようなデブ専にすれば解決するような簡単な問題ではないでしょうに(苦笑)。<br>女性がその外観を気にするのは、生物学的には男性の目を意識してというハズなんですが、最近の動向を見ていると種の生存本能といったものから切り離された、「痩せている方がイイ」という観念が一人歩きしてしまっているようにみえます。「好み」の問題といわれればそれまでかもしれませんが、私が浜田翔子をちっとも評価しないのは、その病的なまでの虚弱的なプロポーションを魅力的に思えないせいです。でも今のお若いのからみれば、こういうプロポーションもありなんでしょう。山本彩乃や甲斐麻美といった健康優良児なスタイルや肉付きの方が私は好物なんですがね...<br><br>まあ、現状が行きすぎというのであればその反動は必ずあるでしょうし、それ以前に最近の日本人という種は出生率の低下にみられるバイタリティーにも欠けてきたようにみえますので、放っておいてもマイノリティーな日本人という種が滅ぶだけで、別に人類という種そのものが死滅するということでもないので大局的見地から見れば問題はないはずです、と私が恐ろしいことを平気に口に出せるのは、さすがに皆がみな「激ヤセを美徳」にしとらんだろうと思っているからです。一方で強迫観念に駆られたように痩せようとしているのがいれば、もう一方でおおらかなもの(ちと行き過ぎもありますが(苦笑)もいるんじゃないかというわけで、街の人を見ている限りでは、バランスがどちらか極端に傾いているようにはみえないので、精神科医の方が思っているほど深刻な事態に陥っているとは思えません。そんなことより、今年のホークスがパリーグ優勝をできるチームではないことの方が、私的に深刻でして...(をい)。

エレウシス (2006-09-04 01:30)

欧米では、ケイト・モスが出始めた頃から痩せすぎのモデルに対する批判が盛んになりましたから、この産経の記事もあまり深く考えずに、その風潮にならっただけのような気もします(笑)<br> 私の偏見かも知れませんが、好まれる体型と食料の豊かさは関係があるように思います。一般的に食料が豊かな国や時代ほど痩せ型が好まれているような気がするのですがどんなものでしょうか。<br> あと秦みずほは、何故かグラビアよりもブログに載せている写真のほうが、かなり可愛かったりします。一度、覗いてやってください(笑)<br> 

オヤオヤ (2006-09-05 20:17)

 産経記事のご紹介、ありがとうござます。新聞はスポーツ新聞の芸能面しか読まないんで、とても参考になりました。<br> フジサンケイの「切り口だけのマッチポンプ体質」が出ただけなんでしょうが、世の半可通たちに「あんなガリガリの女を〜云々」なんて感じのセリフを言わせるキッカケを与えてしまうのが、モデル系ファンにとっては、ちょっとシャクですネ。

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