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akarik日記メモ


2006-07-23 [長年日記]

[レビュー] 平田薫写真集 薫風―君といた風景―(ワニブックス/西田幸樹/3000円(本体))

CANDyモデルという出自であり、モデル的キュートさが有る一方で、モデル特有の高ぶった感じもない素朴な魅力。それを制コレ04などのグラビアで大いに発揮してきた平田薫の、初写真集です。同じアミューズの小松彩夏のような激しい路線を望む事はないにせよ、どの程度の露出度を見せてくれるのかなど、色々な期待の膨らむ写真集ではありました。ということで、久しぶりの写真集購入。

写真集を通読して、まず感じられるのが「定番のワニ写真集フォーマットだなー」という印象です。季節総取りの撮影方針ですし、ロケーションの振り方も古校舎から山間、雪景色、温泉など。そこに対し、新鮮さの感じられない定番フォーマットと思ってしまう部分もある。でも、これは明らかに多くの写真集を見過ぎて毒された見方だな。逆に、1st写真集の充実度として、これだけの定番を押さえているのは確かな仕事と言うべきです。

衣装は予想よりも水着が多めで、約半分くらいの写真は水着の印象です。バリエーションは黒白のワンピースが2種類、ビキニが4種類、あとインナー風のが1種類、とページ数に比例して豊富。えぐい露出度はないですが、水着重視の人にも十分に満足のいく内容だと思います。あとは制服(夏・冬)、体操着、浴衣、ワンピース私服など。贅沢言うともう少し制服が見たかった気もしますが、それ言い出すとページ数を増やさないといけなくなるか。まあ、写真集として、衣装に抜けはない感じですね。

とまあ、客観的データを書き連ねてきましたが、この写真集をみて持つ印象は、その辺ではなく「平田薫の笑顔の可愛らしさ」に尽きると思います。といっても、笑顔オンリーの写真集ではなく、それ以外の表情の豊富さにも魅力はあります。むしろ笑顔は半分より少ないかも知れない。でも、そういうところでピンポイントに出てくる笑顔が、非常に自然で、元気で、可愛らしいです。微笑みもいいし、弾ける笑顔もいい。

初見では、彼女の持つ素朴さや、写真集の造りの手堅さから、強く伝わってくる物は少ないかも知れない。でも、何度も見ていくと、徐々に浸透してくるような暖かさを感じます。夏に書く例えとしてはいまいちですが、灼熱のストーブではなく、懐の温石で暖を取るような、そんな体の奥から伝わる魅力というか。やや定番に振れすぎるところがあり、新鮮味がもう少し欲しいので満点はつけづらいのですが、ほぼ満点に近い。おすすめです。(95点)(購入:平田薫1st写真集「薫風〜君といた季節〜」)

[レビュー] 秦みずほ(ヤングガンガン 2006 No.15/栗山秀作/表紙+8P)

秦みずほはなぜか微妙に惹かれる部分があって、つい最近発売のDVDを買ってしまいましたよ。ということで、私自身は魅力を感じているのですが、グラビアを見る人に魅力が伝わっているか、と言うと、ちょっと疑問かなー、と。特に今回のようなグラビアでは、表情の怖さ以外が伝わっていない気がする。まだまだ表情の硬さが消えないので、そこを改善していく取り組みが必要ではないかと。笑顔だとP1みたいに良い部分が出る時もあるんだから。(75点)(参考:秦みずほ 檸檬‐レモン‐)

[雑記] ヤングガンガン 2006 No.15

センターに疋田紗也6P(可児保彦)。CDデビュー寸前にブログ周りで一悶着と、なんか終わった感もある彼女です。以前のグラビア登場時期より、ビジュアルの安定感がかなり落ちている気がしますが、これは今回だけの物なのかな?スタイルももう一つシャープさがないし、まあこんなもんかなー、と。

巻末には黒田としえ、堀井美月、小林万桜、南瑞彩が一人1P、人気投票+web連動企画。

あと、付録で鈴木茜のB5サイズ32P(!)ミニ写真集。こんなのあったら、もうムックとか要らないよな。それくらいの充実度の高いミニ写真集となっています。写真自体は過去の寄せ集めっぽいけど、ボリュームの凄さに驚きました。ここまでグラビアに真剣なヤングガンガン、その原動力はなんなのでしょう。

[レビュー] 南明奈(週刊プレイボーイ 2006 No.31/熊谷貫/7P)

井上和香に続いての巻頭7Pをもらう大抜擢ぶりですが、その大抜擢を十分に生かした、印象の強いグラビアとなっています。グラビアコンセプトもキャプションも笑顔一点張り、それが正解だな。笑顔主体の写真と熊谷貫の撮りが似合っているのか、というとよく分かりませんが、そのちょっと暗めの画面でも、これだけの表情が出せたら良しでしょう。露出度もまあまあ、元気な感じに露出しています。良い出来ですね。(90点)(参考:南明奈写真集「アッキーナ」)

[レビュー] 平田薫(週刊プレイボーイ 2006 No.31/西田幸樹/5P)

写真集のプロモグラビア。既に写真集レビュー書いたので、順番が逆になっています。ということで、ここの写真がほぼ未収録カットだな、と言うのも分かっている。で、写真集の中が十分抽出されているか、と言うと、水着部分の抽出が足りない。でも、表情の良さは感じられるし、水を飲んでいるカットなどは関連カットが写真集にもあるけど、こっちの方が良いんじゃないか?とか、見比べる楽しみがあります。

[雑記] 週刊プレイボーイ 2006 No.31

井上和香が表紙と巻頭8P(橋本雅司)。髪が長くなったりして、印象が変わりましたね。よりフェミニンな印象を与えるようになっていて、これはこれで面白い。このビジュアルの路線変更と、水着ゼロの構成は明らかにリンクしている。ついに水着グラビアからの撤退でしょうか。

華彩ななが5P(松田忠雄)。胸元ゆるゆるのセミヌード系。くっきりと輪郭が現れた写真(P2やP3右上)には良いものもあるけど、ちょっとぼやけさせる(P1、P5)とややくたびれた感じが出てしまっています。

佐藤寛子が3P(今村敏彦)、P2含め、表情があまりに斬新すぎる。こんなグラビア、以前も載っていたっけ?

カラーページには「カチューシャ&ミニスカ姫」という素人写真、まあ普通。巻末には田代さやかがサイダー特集のにぎやかしで4P、巻末に谷村美月が1P。「今秋からはNHKのドラマでも彼女に会えるよ」ってまあ、NHKハイビジョンでは既に会えるわけですが。

あと、巻頭に女性誌モデルカタログ。選ばれたメンバー的には平凡というか、一見さん向けというか。もっとアグレッシブに選んでくれたら要注目なんだけどな。

[雑記] e*onna 2006 Sep.

紗綾、留奈、梨央のスーパー中学生アイドル巻頭20P(郡司大地)、を売りにしたこの号。でも、スーパー中学生アイドルなのに、この全体に漂うもっさり感はなんなんだろう。メイクやビジュアルでの大人っぽさと、あまりに落差のあるホルタービキニの露出度の低さに違和感があるからでしょうか。3人の中では、SweetKissオリジナルメンバーのジェシカの交代要員という扱いの梨央が、実は一番気になります。初期後藤理沙を思わせるような雰囲気がかわいい。

他、福永ちな5P(眞継敏明)、浜田翔子4P、長澤奈央5P(田中宏和)、草場恵4P(松本裕之)、佐野夏芽3Pなど。アイドルグラビア誌でありながら、「豊乳手術の見分け方」みたいなコラムがあるという、コラムのアグレッシブさは健在です。(購入:e・onna (イイオンナ) 2006年 09月号 [雑誌])

[雑記] Berryz vol.01

内容的にはCreamとかの路線。でも、最初の方に末永佳子12P(会田定広)、木嶋のりこ11P(平賀正明)というように一般誌ポテンシャルを持つ二人を並べた事で、本格グラビア誌(何それ)みたいな印象を与えています。

末永佳子は髪を両サイドに下ろす、徹底的な頬のカモフラージュぶりが気になる部分もありますが、総じて猫眼の可愛らしさが出ている。笑顔もまあ良いんですが、P10左上のしっとりした表情も秀逸だと思うので、バリエーションも広そう。

木嶋のりこはスレンダーなスタイルと、ほんわかした雰囲気の取り合わせが良いですね。ちょっと笑顔だと安っぽくなるきらいはあるけど、P1系の笑顔やP6の表情、P10下中央の「○○なんだぞ!」みたいな表情(ツンデレのデレに行く前みたいな(分かりにくい))がかわいいです。

他、巻頭に赤松唯もいますが、あまり興味が…。巻末にも寺田有希、しほの涼などが数ページずつグラビア掲載有りますけど、DVD等多媒体関連グラビアなので特に触れる事もなく。DVDも付いています。

[雑記] その他

久しぶりに写真集を買ったし、出来も良かったので写真集レビューを最初に持ってきました。写真集レビューは、4パラグラフぐらい書かないと格好が付かないんだけど、そこまで書くとなると気合いがいるので、あまり強い印象がないと書きづらいんですよね。逆に、これくらいの購入ペースの方が書く気が起きるのかも知れない…。

あと、一日分のエントリに入れるとあまりに分量多いので、週刊誌の一部(あまり重要でなかった物)は昨日のエントリに入れました。

[日常] CPU大暴落

Core 2 Duo前のCPU価格暴落、本来は明日からの価格改定ですが、Athlon X2 3800+のSocket939版も先取りで19,799円になっていました。それを見て、つい抗しきれなくて購入。別にこのCPUパワーを使って何かしようという勢いはないわけですが…。普通に使っていても速度向上は実感出来ないし。まあ、自己満足の世界ですね。

そういえば、あまり書いていませんでしたが、今のところ夏のボーナスでは何も買っておらず。ボーナス前の上期にポータブルカーナビとか、RD-XD91とかを買ってしまっていたので、改めて買う余裕もあまりないです。ボーナスで、という扱いではないですが、W-ZERO3[es]を予約したので、それが唯一の楽しみかな。

[レス] レスなど

あきらさん(7/3):私も別の記事を目当てに買ったのですが、そんな中に秀逸なグラビアがあると、嬉しい限りです。

試験さん(7/17):で、平田薫写真集、いかがだったでしょうか。私としては結構好印象でした。「next girl」は、確かに次からが難しそうですね。毎号サプライズがあるようなムックであれば、良いのですが。路線は違うけど、昔の「four sphere」のような。

coccooさん(7/17):コスプレの充実度は当代随一ですからねー>中川翔子。「美人なのに週刊大衆っぽい」のは確かに橋本愛実かも知れない。頑張ってグラビアに何度も出ても残る微妙なB級感とか。

かけもちさん(7/17):そうなんですよね、私も愛衣先行見ましたが、どうも…。で、永岡真実は確かに良かったです。次が見たい、と思わせる内容でした。

かけもちさん(7/17):そうそう、なんでヨドバシに入荷しているんでしょうね>レコード。私も梅田ヨドバシで見ましたが。で、「しほの涼ウォッチャーは必見」「ボクはディープに彼女のことを知りたいぞという人向け」というので、位置づけがすごくよく分かりました。

エレウシスさん(7/17):たしかに、尻強調はテレビには使えないですね。テレビで尻出すわけにも行かないし。盲点でした(私だけか?)。まあ、ああいう深窓美少女風ビジュアルはあまりグラビア受けしない部分もあるので、グラビアで売っていこうとすると飛び道具を使わないといけないのかも知れませんが…。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
ユウキ (2006-07-24 04:11)

いくつか目的があって東京へ行ってきたのですが、自分としてはメインイベントな平田薫のサイン会に参加してきました。<br>こういう写真集イベントなんかは客としても慣れが必要な気もしますし、あまり経験のない自分はやはりしょっぱい結果でした(苦笑)。<br><br>実際に会ってみた平田薫は、akarikさんも写真集のレビューで書かれているように、笑顔の可愛らしさにまず目が行きましたね。<br>声も可愛らしいですし、全体としては「柔らかさ」を感じさせる雰囲気を持っていると感じました。<br>グラビアで澄ました表情を見ると大人っぽさも感じられるのですが、笑顔になると途端にあどけなさが出てくるのも彼女の魅力ですね。<br>飾りっ気がなく、親しみやすさのある子なので、幅広い層に受け入れられる魅力があるのでは、とも思いました。イメージとしては、NHK朝ドラのヒロインでしょうか。<br>アミューズが本気で売り出すなら、ありえない話でもないでしょうね。<br><br>こういうイベントに参加して実際に会うと盲目的になってしまうなぁ、ということを自ら感じているところです(笑)

とっさのタワゴト (2006-07-24 22:38)

谷村美月, 数ヶ月前にNHK総合で弁護士ものドラマ「マチベン」に重要な役どころで出てました (つまり, 告知には二重に誤りがあると). いい芝居をしていて, 更に涙顔がとても印象的だった (話の進行上, このシーンの表情が印象的である必要があったものの) ので, それ以来気になるタレントです.

だるま (2006-07-28 23:57)

e*onna紗綾目当てで買ったんですが、<br>よく見たらデート特集の朝倉ゆりかが結構可愛いことに気付きました〜!!<br>この子グラドルなんですかね?<br>夏のデート特集の割りには水着じゃないし。<br>akarikさんならご存知かと思いまして・・・。

とっさのタワゴト (2006-07-29 02:02)

週刊ファミ通, 表紙が写真じゃなかったのでグラビア無しかと思いきや, ありました. 2Pだけですけど, 鍛代修の撮影でモデルは上堂園なんとか(失念/失礼). 出来は今一つな感じでした. やはり4Pが最低必要量なのかも.

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