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akarik日記メモ


2008-10-03 [長年日記]

[イベント] CEATEC JAPAN 2008

3年前2年前と連続して来ていたCEATECですが、昨年は体調不良で欠席。ということでそのリベンジも兼ねて今年はやって参りました。…、まあ翌日に某ライブがあるので、というのもありますが…。

年休取得して、朝出発、午後一くらいに現地着。まあ、仕事上出張扱いで来れなくもないのですが、それすると自由に見づらいしね。ということで仕事とはあまり関係なく見てきた物の感想。

東芝

今回一番気になっていたのはこちら。先日発表されたREGZA、VARDIAに搭載されている新規アップコンバート技術、REGZAの方は「超解像」、VARDIAの方はXDE、これらがどの程度使える物なのか、というのを見たくて。映画、アニメソフト業界はさっさとBDに移行しましたが、音楽ソフト(というか某ハロプロ)は市場の大きさの都合もあってなかなか移行してくれそうにないので、SD映像の使えるアップコン製品が欲しいんですよ。

まずはXDE、こちらはデモで見る限りは全くの期待はずれ。何が新しいのかさっぱり分からない、全然精細度も感じられないアップコンでした。あれ、本当に効果あるのかな。あれならその辺のPS3とかDIGAとかで見た方が良いような。

「超解像」は元々1440x1080を1920x1080に引き延ばすときの効果を狙った物のようで、SDアップコンには使えないのかな、と思った。1440->1920ではあまり効果も分からないし(コンパニオンの人はえらく煽っていましたが、違いはよく分からず)。でも、そのアルゴリズムはなるほど、と思わせる物でした。結局アップコンしたのを再縮小して、それと現画像との差分からどのアップコンが良いのか、精度を高めていく、という話のようです。

今回のREGZAではそのループを1回分回しているだけだが、次のCellTVではそれ以上(それこそ一日掛けての熟成とか)回していくらしい。CellTVのプロトタイプのデモも実施されていましたが、そこでは4回分回したものを見せてくれて、そこではまあまあ効果があった感じ。でも、結局フレーム内情報だけでのアップコンなんだなー。他フレームの情報とか、使うアルゴリズムはないのかしらね。ということで、この秋の製品は特に欲しい物もなかった。

日立

全体に製品はあまり興味がわく物がなかったけど、「超解像」という言葉をこちらも使って、アップコン技術の展示をしていました。画面内のSD部/HD部を検出して自動的に適応アルゴリズムを変えるとか、どうとか。でも、これは技術イメージデモっぽくて、本当に処理しているのか?作ってないか?というような内容でした。

ソニー

目についたのは液晶4倍速(240Hz)表示のW1。さすがに残像感のなさは圧倒的でしたね。これ見てしまうと隣に置いてあった120Hzのテレビも残像感が気になってしまったり。

あとは、新BDレコーダのDRC-MFv3適用デモが興味深かった。(恐らく)エッジ強調とテクスチャ部の精細感アップという二本の軸をそれぞれ5段階に調整できるんだけど、その調整で割と劇的に効果が出て、これくらい調整できるんだったら使ってみたいな、と思った。

シャープ

こちらはメガコントラストのXS1がとにかく印象的。さすがにこのコントラストは魅力的だし、綺麗だった。シャープの液晶テレビって、量販店の店頭で見ると液晶くさい深みのない色合いにがっかりする頃が多いのですが、さすがにこのブースではXS1以外の液晶も綺麗に調整されていました。こう見ると、シャープの液晶が売れるのも分かる。

あと、シャープは、階段からコンパニオンが降りてくる演出が好きですね。今回もそんな感じ。右にいた方がちょっと美人でした。

パナソニック

社名変更で全ての家電を「パナソニック」の名前の元に終結したこともあって、今回は総合力を見せる展示が多かったです。ライフウォールのデモはあんな奥でやらなくても良いのに、と思った。あれのコンセプトはもっと派手に見せても良いような。

あとは、150型プラズマが圧巻でしたね。さすがにあのでかさだと圧倒される。周りで「あれ欲しい!」と言う人を結構見かけたし(現実にはアラブの金持ちとかしか買えない代物ですが)、大きさは正義、だなー。

パイオニア

パイオニアはKUROシリーズの画質の高さはさすが現行製品の中では高レベルだな、と思わせる。シャープとの協業をアピールすべく、ブースが隣同士だったのが印象的。あと、コンパニオンの黒い衣装がちょっと魅力的でした。カーナビブースでは同じ衣装を白にしていたりして、なぜかこだわりを感じさせる内容。

その他、ホーム、パーソナルゾーンの展示

三菱、ビクターはほとんど記憶に残らなかったなー。あまり興味を惹かせる展示がなさそうだったので、ほとんど素通りしていた、というのもありますが。

その他では、ブルーレイディスクアソシエーションのコンパニオンが露出度高めだったような。その近くにインクリメントP(Map Fan)のブースがあったのですが、そこのブースが17時の展示終了間際、コンパニオンを一列に並ばせて、まるで写真撮影タイムのようになっていたのが変だった。

コンパニオンといえば、こちらも展示終了後、DoCoMoブースの裏に集合していたコンパニオンの量に圧倒されました。思わず写真録ろうかと思ったくらいだけど、さすがに終了後だったので遠慮。

村田製作所

人が多すぎるよ。なんでみんなそんなにムラタセイコちゃんが見たいの?まあ、私も一回デモは見ましたが、そんな言うほど面白い物でもないと思うんだけどね。特に2番目の6軸センサーとかを使ったロボット制御なんて、WiiやiPhoneがこれだけ出ている現代に、わざわざ取り上げるような物か?

Tyco

リニアモーターカーを会場内で走らせて、抽選で当たった人が乗れるという豪快さ。そこでのBGMがPerfume「リニアモーターガール」。ということで、それを撮影してこいという密命を受けていたのですが、乗っているのがおっさんばっかりでした。そんな中、偶然女性が乗るところに遭遇したので撮影成功。リアル「リニアモーターガール」!(それだけ)。

その他

CEATECの風物詩、いつまで経っても量産されないSEDが、今年は見られなかったのが残念ですね。あの高画質は未だに記憶に残っているんだけどなー。

ということで、適当に見ながら、適当にxactiで撮影してきました。個人で楽しむ範囲で、勝手に楽しんでおきます。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
彦一 (2008-10-04 03:04)

レポート乙であります。akarikさんのレポートを読んで感じた事はやはりデカイのが一番!という事でしょうか。 <br>TVとかデジカメの高解像度って幾ら上げても相当マニアックな人じゃないと認識や理解が出来ない領域に数年前から達しているような気がするのですが。 <br>コンパニオンさんはこれを見る限りでは全体的にレベルが高いみたいですね。 <br>http://kakikaki.nowa.jp/tag/ceatec2008 <br>殆どの方がアメブロやってるのが気になります。 <br> <br>それと五日には整理券取れたらG3プリンセス見に行きますのでレポートを書かせて頂きます。

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